ソフトバンクは、通信業界を中心とした国際的な業界団体・TM Forumが定める「Autonomous Networks」(自律型ネットワーク)において、複数のシナリオでレベル3の認定を国内で初めて取得したと6月19日に発表。AIなどを活用したネットワーク運用自動化の取り組みが国際的に評価されたものだという。

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同社は2026年4月、「RAN Fault Management」および「CORE Fault Management」の各シナリオでレベル3の認定を取得。2025年10月の「IP Fault Management」シナリオでのレベル3認定取得に続くもので、Fault Management領域で、複数のシナリオでレベル3以上の認定を取得したのは国内初だという。

Autonomous Networksのレベル3とは、特定条件下でシステムが人の判断を介さず自律的に制御を行う段階のこと。同社はこれまで培ってきた運用ノウハウに加え、AIやデータ分析、自動化技術などを組み合わせて、ネットワーク運用における障害対応の迅速化や運用負荷の低減、サービス品質の向上に取り組んでいるという。

今回の認定取得は、RAN(無線アクセスネットワーク)やCORE(コアネットワーク:モバイル通信サービスにおける認証・制御・データ通信などを担うネットワーク領域)の各領域における運用自動化の取り組みが評価されたもの。

同社はIP(インターネット・プロトコル)からRAN、COREまで、複数のネットワーク領域にわたる高度な自律運用を実現し、より安定した通信サービスの提供につなげているとしている。

ソフトバンクは今後もネットワーク全体の自動化を推進するとともに、生成AIなどの先端技術を活用して運用プロセスの高度化を進め、Autonomous Networksのレベル4(高度自律運用)相当の運用をめざす。

なお、TM Forumが提唱するAutonomous Networksは、AIや自動化技術を活用し、ネットワークが自ら監視・分析・判断・実行する「自律運用」を実現するための国際的な枠組み。実行・検知・分析・決定・意図/体感の5つの観点から成熟度を評価してスコア化し、レベル0(手動)からレベル5(完全自律)までの6段階に分類するという。