人気ゲームのMinecraftは、Minecraft Java Editionゲーム内でプログラムデータを改造できるMod(Modification)開発におけるJavaコードの難読化の解除を発表した。

マインクラフト(Minecraft)は、立方体のブロックで構成された世界で建物を建築したり、ユーザーと冒険したり相手と戦ったりと枠にとらわれない遊び方で子供から大人まで楽しめる人気ゲーム。Minecraft Java Editionは、Minecraft Forgeなどの開発環境を用いてJavaベースのプログラミングで建築の効率化、武器などのアイテムやモンスターとワールドを拡張できるModが行える。

従来、クラス名やメソッド名などに関連性のない命名で難読化されたコードをバージョンごとに対応したobfuscation mappings(難読化マッピング)を使ってプログラムする必要があったが、これが不要になることを公式サイトが現地時間10月29日に告知している。

今年の冬に予定されている大型アップデート"Mounts of Mayhem"リリース後のスナップショット(正式前の先行バージョン)では難読化マッピングが完全に不要になるとしており、バッファをとった試験版のリリースにも言及している。

"創造性"を推奨するJava EditionではModが核であり、オリジナルの名前でプログラミングできることは、MODを容易にすることは大変喜ばしいことだとしている。