Windows Latestは10月11日(現地時間)、「Windows 11's Win + Shift + S now lets you annotate on screen, rolling out to everyone」において、Windows 11のSnipping Tool(切り取り領域とスケッチ)にクイックマークアップが導入されたと伝えた。
この機能を利用するとペイントツールなどを利用することなく、スクリーンショットに直接図形や絵文字の追加ができるようになるという。
スクリーンショットを直接編集する手順
クイックマークアップはスクリーンショットを撮ったその場で編集する機能だ。編集してからクリップボードにコピーすることが可能になり、作業効率を向上することができる。
クイックマークアップの利用手順は次のとおり。
- ショートカットキー[Win]+[Shift]+[S]または[PrintScreen]キーを入力してスクリーンショットの取得を開始する
- 画面上部に表示されたSnipping Toolのフローティングバーから、「四角形」の選択方式をクリックする
- その右側に表示されているクイックマークアップボタンをクリックして選択する
- 取得したい画面領域を選択する
筆者が動作確認をしたところ、選択方式として「四角形」を指定した場合にのみクイックマークアップを有効にすることができた。現時点では他の選択方式には対応していないとみられる。
Bingによる画像検索、Copilotオプションも提供
クイックマークアップは編集以外にもBingによる画像検索およびCopilotオプションを提供する。テキスト抽出機能は確認できていないが、将来的にフローティングバーへの追加が予定されているとのこと。
新しい機能はSnipping Toolバージョン11.2508.28.0およびこれ以降のバージョンから利用可能だ。Windows 11のすべてのユーザーに向けて展開が開始されており、Microsoft Storeアプリからアップデートすることができる。
