日本HPは1月16日、法人向け次世代AI PCとワークステーションのラインアップを拡充し、業務に適したツールを提供すると発表した。
具体的には、14インチ型次世代AI PC「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」「HP EliteBook X G1a 14 AI PC」、プロフェッショナル向け次世代AIワークステーション「HP ZBook Ultra G1a 14 inch」と「HP Z2 Mini G1a Workstation」を発表した。
14インチ型次世代AI PCのラインアップ
「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」は、インテル Core Ultra 5および7プロセッサーを搭載し、最大48 TOPSのNPUパフォーマンスを提供するほか、2つの高密度ターボファンのパフォーマンス向上により、従来製品より10%静かに動作する。
一方、「HP EliteBook X G1a 14 AI PC」はAMD Ryzen PROプロセッサ搭載し、要求の厳しいワークロードに向けて最大55 TOPSのNPU性能を実現する。HP Smart Senseに40Wの熱設計電力とデュアルターボ高密度ファンを組み合わせることで、冷却性、静音性とともに応答性が向上するという。
両製品は正確なユーザー検知とそれに伴う画面輝度調整に対応した新しいAI強化型Webカメラセンサーを搭載。また、Poly Studioによるオーディオ・チューニングは、AIノイズリダクションとHP Dynamic Voice Levelingにより音声の明瞭度を高めることで、クリアな会議体験を提供する。
次世代AIワークステーションの概要
AMD Ryzen AI Max PROプロセッサを搭載したモバイルワークステーション「HP ZBook Ultra G1a 14 inch」は、HPのPCブランドの変革の一環として、モバイルワークステーションポートフォリオ初の「Ultra」を冠した製品。
最大16コアデスクトップクラスのパフォーマンスと高性能GPUをシングルチップに統合し、GPUに最大96GBのRAMの割り当てを可能とする最大128GBの統合メモリアーキテクチャを採用することで、どこでも持ち運び高度なAIワークフローをサポートする。
ミニワークステーション「HP Z2 Mini G1a Workstation」は、AMD Ryzen AI Max PROプロセッサとGPUに最大96GBを専用に割り当てることができる128GBの革新的な統合メモリアーキテクチャを搭載し、グラフィックス性能を求められるワークフローに対応するパフォーマンスを提供する。


