東急不動産とSkeleton Crew Studioは9月10日、Shibuya Sakura Stage(以下、渋谷サクラステージ)で展開するクリエイター拠点「404 Not Found(ヨンマルヨン ノットファウンド)」において、インディゲームクリエイターと作品を応援する新プロジェクト「Game Creator Finding」を開始することを発表した。また、両社は7月25日の拠点開設に合わせて支援クリエイターの選定や実施を進め、2作品について支援を決定したとのことだ。

  • Game Creator Findingのイメージ

    Game Creator Findingのイメージ

プロジェクトの概要

このプロジェクトでは、東急不動産と共に404 Not Foundを運営する渋谷あそびば制作委員会の代表理事で「BitSummit」の主催者でもあるSkeleton Crew Studio代表の村上雅彦氏を中心に、ゲームプロデュースやクリエイティブのアドバイザーが活動の幅を広げたいクリエイターを支援する。

作品制作の資金サポートやゲーム内容のブラッシュアップ、制作チーム内でカバーできないリソースの提供、作業環境やPR機会の提供などをサポートする。また、404 Not Found では作品紹介や体験会の実施、技術交流の機会なども創出し、支援する作品だけでなくさまざまな作品やクリエイターが一緒にタイトルを磨き上げる機会も提供するとのことだ。

さらに、同プロジェクトを渋谷サクラステージを起点に広域渋谷圏にも展開し、東急不動産が全面的にバックアップすることで、制作および活動の拠点、制作費、作品ローンチにおけるPRも含めてサポートする。クリエイター同士がコミュニケーションを図る場の提供など、サポートするクリエイターの状況に合わせてクリエイティブに集中できる環境作りも含めた支援プログラムに取り組むとのことだ。

クリエイターコミュニティへの支援

同プロジェクトは、制作支援を中心としながらインディゲームクリエイターのコミュニティも広くサポートしていく予定だという。Game Creator Incubation(GCI)構想として、作品の目標地点を「世界に出す」ではなく「世界で注目される」へと高く設置すべく、単なるコミュニティスペースにとどまらない、切磋琢磨できる人材や技術含めたノウハウも含めて提供する。

東急不動産とSkeleton Crew Studioは同プロジェクトで渋谷サクラステージと404 Not Foundに集うクリエイターの新しいチャレンジを応援し、その可能性の最大化を目指せる環境を作りを進めるとしている。