Neowinは8月24日(米国時間)、「Microsoft is bringing annoying Windows 11 Start menu ads to Windows 10 - Neowin」において、Windows 10のスタートメニューに広告が表示される可能性があることを報じた。この機能はすでにWindows 11でテストされており、Windows 10にも導入される可能性が出てきている。
Windows 10スタートメニューにもWindows 11の広告機能導入か
Windows 11では、スタートメニューのプロフィール画像をクリックすると「アカウントマネージャー」と呼ばれる機能が表示される。この機能からアカウントの管理や[サインアウト]や[ロック]といったメニューにアクセスすることができるようになっている。現在、このメニューのデザインの変更がWindows Insiderプログラムでテストされており、Microsoft 365やOnedriveへのサブスクリプション登録に誘導する広告が表示されるようになっている。
Neowinは、この機能がWindows 10にも導入される可能性があると指摘した。最新のWindows 10ベータチャンネルおよびリリースプレビューチャンネルでこのアカウントマネージャーの導入が確認されている。ただし本稿執筆時点では、この機能はデフォルトで無効化されており、有効にするにはBuild 19045.4842にアップデートしてViVeToolアプリを使って特定の機能を有効化にする必要がある。
この変更がWindows 10に正式導入されるかはわからないが、Windows 10においてもスタートメニューの使い勝手が変わる可能性があり、ユーザーの混乱が懸念されている。広告を表示する新機能は歓迎されないアップデートになるとみられる。