ソフトウェアの検証、品質評価サービスを提供するベリサーブは4月9日、Webアクセシビリティ評価ツール「WAIV2」の提供を開始した。

WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)2.1/2.2に対応

人間中心設計の専門デザイナーとエンジニアが連携しシステムのUI/UXデザインを構築するU'eyes Design社のWebアクセシビリティ評価ツール「WAIV」を共同でアップデートする「WAIV2」は、W3C(World Wide Web Consortium)によって公開されているWCAG(Web Content Accessibility Guidelines)2.12.2で追加された基準の一部項目を自動評価する機能が追加される。昨年10月に公開されたWCAG2.2では、知覚/操作/理解/堅牢の4原則と各原則の評価項目で構成、スマートフォン等の操作やWebアプリ向けのアクセシビリティ要件が加わっている(ウェブアクセシビリティ基盤委員会による日本語訳)。

  • レポートサンプル(同社資料より)

    レポートサンプル(同社資料より)

国内では、2024年4月1日から障害者差別解消法改正による合理的配慮の提供義務化(内閣府リーフレット)が施行されており、Webアクセシビリティへの対応は法令への対応のみならず、企業にとってもメリットが大きいと同社は協働開発の背景を述べている。