Microsoftは11月28日(現地時間)、公式ブログ「Outlook for Microsoft 365」において、Outlookプレビュー版でOutlook.comアカウントを使ってメールを送信した場合にアプリがクラッシュする問題が発生していると報告した。問題が発生しているのはCurrentチャネルに配信されたビルド17029.20028で、Microsoftでは暫定的な回避策を公開している。

Microsoftのオンラインフォーラムには、この問題を経験したユーザーから詳しい状況が報告されている。このユーザーは、Officeの再インストールやOutlookプロファイルの再作成などを行っても状況は改善されず、最終的にOfficeを再インストールすることで解決したという。

  • Outlookのクラッシュを経験したユーザが詳しい状況を報告

    Outlookのクラッシュを経験したユーザーが詳しい状況を報告

Microsoftは、将来公開されるビルド17029.20052以降でこの問題を修正する予定としている。それまでの暫定的な回避策として、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、次のコマンドを実行して問題が発生する以前のバージョンに戻すことを推奨している。

> cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
> officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.16924.20124