ソフトバンク子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を手がけるBBIXは7月31日、北電情報システムサービス(HISS)とデータセンターコネクティビティー領域で協業契約を結んだと発表した。2023年8月1日にHISSのデータセンター「FIT-iDC」(富山市)に「Open Connectivity eXchange」(OCX)の接続拠点を開設する。

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OCXは、BBIXとBBIXの子会社でネットワークソリューション事業を展開するBBSakura Networksが共に提供する、クラウド型ネットワークサービス。OCXを通して、クラウドサービスやデータセンターへの高セキュリティー、低遅延かつ拡張性のあるネットワーク接続をオンデマンドで提供する。

今回新たにOCXの接続拠点に追加される「FIT-iDC」は、地震災害が少なく、大都市圏からも比較的近い富山県に位置しており、設備面や立地面においても災害リスクが低いデータセンターだという。

BBIXとBBSakuraのセキュアで高品質なクラウド型ネットワークサービスであるOCXに、30年以上の実績と信頼を持つHISSの多様な通信サービスを組み合わせることで、新たなビジネス領域の創出と経営効率向上につなげていく考えだ。