電通デジタルは2月22日、阪神タイガースが運営する阪神タイガース公式オンラインショップ「T-SHOP」の売上拡大に向け、Salesforce製品を活用した顧客接点改革を一気通貫で支援したと発表した。

今回、電通デジタルは「Salesforce Marketing Cloud Engagement」を活用し、施策のプランニングから技術設計、効果検証、運用までにわたる支援をワンストップで行った。

電通デジタルは、「T-SHOP」を利用する顧客像を分析し、各顧客がグッズ購入に至るまでの行動を想定したメール配信シナリオを複数設計し、実際にサイトに訪れた顧客の興味関心などのデータに基づいたセグメンテーションを実施した。

具体的には、「ライトユーザー含む会員全体」「コアなファン」「“推し”選手を応援するファン」にターゲットを分け、それぞれの顧客に合わせた商品のレコメンドを行った。

その結果、従来の施策と比べて300%程度の指標の改善が見られた施策が出るなど、「T-SHOP」の売上拡大に寄与したという。