電通デジタルは11月29日、DX(デジタルトランスフォーメーション)・EXトランスフォーメーション(従業員体験変革)・CXトランスフォーメーション(顧客体験変革)など、企業の変革の指針となるビジョンを「X Vision」と定義し、「X Vision」の策定を独自のプログラムと体制で支援する新サービス「X Vision Studio」を提供開始すると発表した。

同社が実施した調査から、変革に向けてビジョンを策定したものの、社内でうまく浸透して動かない「形骸化ビジョン」が少なくない、という実態が明らかになっている。

また現場社員側も、変革方針やビジョンについて「自分の中で咀嚼し業務に落とし込めていない」という回答が65.0%、「やる気やモチベーションを喚起されない」という回答が52.7%という結果が出ている。

こうした状況を踏まえ、同社は「もっと変革が進むビジョン策定を」をスローガンに、顧客、社員、ひいては社外ステークホルダーの3方に求心力を発揮するビジョンの策定を、独自のプログラムと体制で支援する「X Vision Studio」を立ち上げることが決定したという。

今回、調査結果に基づき、Process(ビジョン策定のプロセス)、Eye(ビジョンの視座)、Communication(ビジョンの社内での伝え方)の頭文字を取った「P・E・C」に工夫を凝らした独自のワークプロセスを新たにデザインし、支援プログラムとしてパッケージ化された。

「X Vision Studio」のスタンダードワークプログラムでは、大きく5つのステップで変革ビジョンの策定を支援する。その中で特徴的なのは、社内求心力のある変革ビジョンとなるよう、策定の途中段階で社員の声にきちんと耳を傾けるインナー調査(STEP3)、ビジョン策定後の“社員への伝え方”を計画するインナーブランディングの方針策定(STEP5)を標準ワークとして組み込んでいる点だという。