日立製作所の米国子会社であるGlobalLogicは2月21日(現地時間)、世界中の自動車メーカーによるソフトウェア定義型自動車「Software Defined Vehicle」(SDV)の開発に向けた取り組みの一環として、世界的な自動車メーカーであるStellantis(ステランティス)と提携し、ポーランドに自動車特化型のソフトウェア開発施設を設立すると発表した。

  • GlobalLogicとステランティスが提携し、ポーランドにソフトウェア開発施設を開設

    GlobalLogicとステランティスが提携し、ポーランドにソフトウェア開発施設を開設

これはステランティスの施設として開設するもので、ステランティスのSDVプラットフォームの進化に向けて両社で進行している協業が契機となった取り組みだという。両社の提携により、ステランティスはカスタマイズ可能でオープンな自動車向けプラットフォームの進化と提供が可能になるとしている。

ステランティスは、既存のコネクテッドカーの機能をベースにした次世代テクノロジーのプラットフォームを展開し、顧客と自動車の関わり方の変革に取り組んでいるという。ステランティスの自動車はオープンなソフトウェア定義型プラットフォームへと移行し、顧客は無線通信を経由したアップデートを通じて、追加できる機能やサービスが大幅に拡大し、製造から数年経過しても新鮮な自動車を維持できるとしている。

ステランティスのソフトウェア・アーキテクチャーと開発を担当するタラ・ヴァッチャー氏は、次のようにコメントしている。「新しいデジタル技術が利用可能になるにつれ、自動車の周辺および内部のインフラは、ドライバーの期待に応えられるように適応していく必要があります。そのため、自動車向けソリューションの可能性の最先端を追求するエンジニアリングパートナーと協力することは、私たちにとって重要なことです。この新しい施設の設立は、GlobalLogicが私たちの成功に向けたコミットメントであり、このパートナーシップを拡大する上で正しい選択であることを証明しています」

GlobalLogicのAutomotive & Industrial Business を担当するSenior Vice President兼General Managerであるラムキ・クリシュナ氏は、「GlobalLogicは、グローバルな自動車メーカーとの協業において長い歴史があります。我々はその知見を生かし、ステランティスとともに、デジタルソリューションを通じて運転体験を新たに構築していきます。このパートナーシップは、強力なソフトウェア定義型の自動車体験に向けて業界をけん引する我々の継続的な取り組みを象徴しています」と述べている。