NTTドコモとアクセンチュアは11月8日、Web3の普及および社会実装の加速に向けた連携について合意した。

NTTドコモは通信ネットワークを長年運用してきた実績を生かして、社会全体の課題解決や経済圏の運営に関する知見を提供する。一方のアクセンチュアは、将来的な海外展開も視野に入れた運営基盤づくりに着手する。また、2011年から会津若松市で開始した地方創生の取り組みで得た知見なども提供するという。

両社は今回の連携を通じて、Web3の強みを生かしながら環境問題の解決や地方創生などに取り組む。あらゆる人がWeb3の恩恵や便益を享受できる世界の実現を目指して、この連携による成功事例を世界に発信する予定だ。さらに、中長期的には世界で日本がWeb3の先進国と位置づけられることを目指す。

両者は、具体的には「ESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバメントの各頭文字を取ったもの)やSDGs領域への適用」「安心安全なWeb3活用に向けた技術基盤の構築」「Web3人材の育成」の3分野で連携を開始する。

ESGおよびSDGs領域への適用においては、Web3の特徴を生かした連携のメカニズムの構築を通じて、新たな経済原理による課題解決の事例や方法の創出に取り組む。環境問題や地方創生などの課題解決のために、さまざまな価値観を持つ関係者を束ねて中長期的なゴールに向けて結束させることが不可欠だとしている。

また、Web3は技術的には発展途上の段階にある一方で、新たな製品やサービスの創出のみならずコミュニティの構築や運営などにも活用できるため、両社は普及の阻害要因を取り除き、誰もが簡単に安心して利用できる技術基盤の構築や環境整備にも取り組む。

さらに、Web3領域での就業を考える人材に対して、学習や実務経験の獲得機会を提供し、Web3人材が企業と連携しやすいコミュニティを構築する。