スノーフレイクは10月23日、Snowflakeが提供する「Snowflakeマーケットプレイス」上にて、インテージが展開する店舗情報データベース「i-Store DB」および商品情報データベースのトライアルデータの提供を開始したことを発表した。

インテージは1960年創業の世界11の国と地域に拠点を持ちマーケティングリサーチ/インサイト事業で、国内外の企業・団体のマーケティング活動をトータルサポートしている企業。

「Snowflakeマーケットプレイス」に、インテージが独自に収集整備した、主に消耗消費財を販売している全国小売チェーンの位置情報付き店舗情報データベース「i-Store DB」のトライアルデータを提供する。「i-Store DB」には、「運営企業」「チェーン」「業態」「所在地に関する情報」「売場面積」「営業時間」「駐車場」「周辺居住者特性」などの項目情報が含まれる。

企業は、インテージの「i-Store DB」から、取引先チェーンの街区や居住者特性など、店舗属性を使ってセグメント別に分析し、自社製品や自社店舗の売場の最適化などのインサイトを得ることが可能になる。

i-Store DBの活用例としては、「サプライチェーンの最適化」「出店計画、商圏分析などのジオマーケティング」「エリア分析、企業分析、需要予測分析」「顧客マスター整備」などが挙げられている。

また、インテージが独自に収集整備した商品情報データベースのトライアルデータも提供される。商品情報データベースには、GTIN (日本でのJANコード)ごとに「商品名」「商品分類」「容量」などの項目情報が含まれており、商品情報データベースには、食品・飲料・アルコール・雑貨・化粧品・OTC医薬品 (薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品)などが含まれているという。

企業は、インテージの商品情報データベースから、自社のマスター情報管理、話題の商品やシーズンに合わせた店舗売り場の提案や企画などのインサイトを得ることができるようになるという。

商品情報データベースの活用例としては、「サプライチェーンの最適化」「顧客体験のパーソナライズ」「アトリビューション分析」「需要予測」などが挙げられている。