ASUS JAPANは、6月17日に開催した法人向けイベント「ASUS Summit 2026」にて、独自設計のハイブリッド冷却を採用したNVIDIA Rubin搭載サーバー「XA NR1I-E12L」などを日本国内で初めて展示した。

Rubin世代AIサーバーを国内初公開、独自ハイブリッド冷却を採用

「XA NR1I-E12L」は、2026年3月に開催された「NVIDIA GTC 2026」で発表されたNVIDIA HGX Rubin世代のハイブリッド冷却AIサーバー。

  • 会場に展示されたXA NR1I-E12L。会場ではサーバーの展示コーナーが設けられていた

    会場に展示されたXA NR1I-E12L。会場ではサーバーの展示コーナーが設けられていた

NVIDIA Rubinは、Blackwell世代の後継にあたる次世代AIデータセンター向けプラットフォーム。「XA NR1I-E12L」ではASUS独自設計のハイブリッド冷却アーキテクチャを採用し、NVIDIA Rubin GPU側にはD2C(Direct-to-Chip)液冷、CPU側には空冷を組み合わせることで、高い冷却効率と運用性の両立を図る。

RTX Spark搭載Mini PCも展示、ローカルAI活用を提案

また、2026年6月開催の「COMPUTEX TAIPEI 2026」で登場したNVIDIA RTX Sparkを搭載した「ProArt MiniPC」も展示された。

  • ProArt MiniPC(ASUS公式画像)

    ProArt MiniPC(ASUS公式画像)

RTX SparkはWindows向けのArmベースSoCで、FP4精度で1 PFlopsの性能を見込むスーパーチップだ。最大20コアのNVIDIA Grace CPUと、6144基のCUDAコアを備えるBlackwell世代GPUを、NVLink-C2Cで接続するもので、NVIDIAは最大1200億パラメータ規模の大規模言語モデルをローカルで実行できるなどと説明している。

RTX Sparkを搭載したProArt MiniPCはクラウドに依存せずAI処理を実行できる小型AIワークステーションで、ローカル環境で大規模AIモデルやパーソナルAIエージェントを扱えることが特徴。

ASUSはエンドユーザー向けデバイスからエッジAI、AIスーパーコンピューティングまで網羅するAIエコシステムパートナーとして、企業のAI活用とDX推進を包括的に支援していくとしている。

  • 「ASUS Summit 2026」ではASUSの法人製品導入時における一連の課題にスムーズに対応すべく、ASUSの営業システム刷新も発表された

    「ASUS Summit 2026」ではASUSの法人製品導入時における一連の課題にスムーズに対応すべく、ASUSの営業システム刷新も発表された