Bleeping Computerは10月5日(現地時間)、「Microsoft investigates Windows 11 22H2 Remote Desktop issues」において、Windows 11 バージョン22H2(Windows 11 2022 Update)を適用したPCにおいて、リモートデスクトップ接続に問題が発生していると伝えた。

  • Windows 11 バージョン22H2のリモートデスクトップの問題について報告する投稿

    Windows 11 バージョン22H2のリモートデスクトップの問題について報告する投稿

Windows 11 バージョン22H2のインストール後にリモートデスクトップ接続に問題が生じていることは、MicrosoftのQ&Aプラットフォームをはじめとする複数のコミュニティプラットフォームで報告されていた。報告の内容としては、リモートデスクトップクライアントが接続されないほか、ランダムに切断されたり、予期せずフリーズしたりするというものもあった。

あるユーザーからの報告によれば、この問題はリモートデスクトップクライアントがバグによってTCP接続ではなくUDP接続のみを使おうとしていることが原因だという。暫定的な回避策としては、グループポリシーの設定か、またはレジストリキーの設定によって、影響を受けるPCでUDP接続を無効にすることが挙げられている。

Microsoftはまだこの問題について公式な発表を行っていないが、コミュニティサイト上では同社エンジニアからのコメントが投稿されており、この問題に対する調査を開始している様子が伺える。