ぷらっとホームは10月5日、OpenBlocks IoTシリーズの新ラインナップとして「OpenBlocks IoT FX1」を発表した。2023年初頭に出荷予定。価格はオープン。

  • OpenBlocks IoT FX1

    OpenBlocks IoT FX1

「OpenBlocks IoT FX1」では、MPU i.MX 8M Plus QuadLiteを搭載し、従来製品に比べ2倍超の高速化を実現しながらも、低消費電力を実現。また、Ethernetケーブルで受給電可能なPoEに対応し、配線や電源供給に制約がある場所でも対応可能。

製品の堅牢性を示すMTBF数値は187万時間で、ファンなどの可動部分をなくしたハードウェア構造により高い堅牢性を誇る。

筐体はW91.9×D114.8×25mm(突起部含まず)、重さ152gの手のひらサイズで、人が通常入らないような場所にも設置可能。オフィスなどの人の目に入る場所に設置しても違和感の少ない白い外観を採用した。

Webブラウザ上での設定で接続可能な「IoTゲートウェイソフトウェア FW5」搭載。MQTTやRESTなど多様なプロトコルをサポートし、主要クラウドサービスともWebブラウザ上に必要項目を入力するだけのノーコード接続が可能。

FW5未対応の機器でも、ユーザーがデータ変換パターンを記したLua言語のスクリプトを追加することで、以後はノーコードで接続できるようなカスタマイズが可能。

標準搭載のIEEE 802.11規格の無線LAN、Bluetoothに加え、オプションの拡張モジュールを装着することで、 LTE、EnOcean、ミスター省エネ、地域BWAなどにも対応する。

最新のDebian GNU/Linux 11を搭載し、Node-REDやDockerなど豊富なLinuxオープンソースソフトウェアを利用できる。FTPサーバー/クライアント機能も搭載する。

また、同製品の死活監視、一括設定変更、アップデート、グループ管理など全ての操作をリモートで行えるデバイスマネージメントサービス「AirManage2」の1年間利用権が付属する。