アドビは9月27日、凸版印刷と電子サインサービス「Adobe Acrobat Sign」と連携してマイナンバーカードを用いた本人確認が行えるサービス「マイナ本人確認」を提供開始すると発表した。

同サービスは、Adobe Acrobat Signの署名者認証として凸版印刷が開発しているマイナンバーカード認証アプリ「マイナ本人確認 for Adobe Acrobat Sign」をOpenID Connectに準拠して連携させたもの。マイナンバーカードをスマートフォンにかざすだけで容易に公的個人認証サービスによる本人確認が可能となる。

  • 「マイナ本人確認」の処理フロー

公的個人認証を活用することで、目視確認による点検業務が不要となり本人確認処理がリアルタイムで完結できることから、事業者の事務負荷軽減、本人確認に関わるコスト圧縮を支援する。

また、凸版印刷のID管理・統合基盤サービス「IDaaS」を活用することにより、他のシステムとOpenID Connectの仕様に基づいたユーザー情報の連携が可能となる。