アドビは6月27日、京都電子計算提供の自治体向けクラウドサービス事業「Cloud PARK」が、「Adobe Acrobat Sign」に対応したことにより、総合行政ネットワークLGWAN(Local Government Wide Area Network)環境内で「Adobe Acrobat Sign」の利用が可能になると発表した。

本年夏に実証実験を実施し、早々に正式リリースを予定しているという。

今回の発表にあたり、アドビ マーケティング本部デジタルメディア ビジネスマーケティング執行役員の竹嶋拓也氏は、「アドビはこれまでも、官公庁向けの支援プログラムを通して様々な行政のデジタル化支援を行ってきました。日本では、省庁をはじめとした様々な行政機関にAdobe Document Cloudが導入されているほか、アメリカでは、全米50州の郡や市町村の地方行政機関および連邦政府と連携をしています。今回、長年地方自治体のデジタル化に尽力してきた京都電子計算様とパートナーシップを組み、LGWANに対応可能なAdobe Acrobat Signを提供することで、さらに多くの行政組織のデジタル化に寄与できると確信しています。」とコメントしている。