アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)は9月12日、茨城県つくば市と社会課題の解決や新たなサービスの創出に向けて、研究開発型スタートアップの成長加速に連携して取り組んでいくことを発表した。

  • 左から、AWSジャパン 執行役員 パブリックセクター 統括本部長 宇佐見潮氏、つくば市長 五十嵐立青氏

AWSは、政府が掲げるデジタル田園都市国家構想を踏まえ、つくば市と連携して、ライフサイエンス、ロボティクス、エネルギー、環境、宇宙などの分野でイノベーションに取り組む、すべての事業成長ステージのスタートアップを効果的に支援する。

具体的には、つくば市が進める「つくばSociety5.0社会実装トライアル支援事業」や、内閣府による、スーパーシティにおける「先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業」に参画するスタートアップによる実証実験の推進を支援する。

対象となるスタートアップは、AWS Startup RampやEdStartをはじめとするAWSのスタートアップ支援プログラムを通じて、技術支援・トレーニング、ビジネスメンターシップ、コミュニティ、Go-To-Market支援、AWS 無料利用クレジットなどを提供する。

また、AWSがつくばスタートアップ・エコシステム・コンソーシアム、同市が運営するインキュベーション施設であるつくばスタートアップパークと連携して開催するセミナーやハンズオンプログラムを通じて、Amazonの顧客志向のイノベーションや最新のクラウドテクノロジーを継続的に学ぶことが可能になる。