Slackは7月18日、 2014年のサービス開始以来、初の価格改定を実施すると発表した。値上げの対象はプロプランのみ。今回、フリープランの内容も変更される。

円建てのプロプランの月額料金は1ユーザーあたり960円から、1,050円に上がる。年間契約の場合、1ユーザーの料金は1カ月あたり850円から925円に上がる。

プロプランを年払いで利用している場合、9月1日より前に契約を更新することで、1ユーザーにつき1カ月あたり850円という従来の料金がさらに1年間適用される。

また、フリープランについては、誰でもチャンネルやダイレクトメッセージのなかで音声、動画、画面の録音・録画を送信できる機能「クリップ」が使えるようになる。

加えて、。これまでメッセージ数が10,000件、ストレージ容量が5GBという制限があったが、9月1日よりメッセージ履歴は過去90日間まで、ファイルストレージは無制限利用できるように変更される。これにより、90日が過ぎたメッセージ、ファイル、クリップは非表示になる。

Slackは、Salesforceによって買収されたことで、 Salesforceのソリューションにおいて、Digital HQ(会社を動かすデジタル中枢)という位置に据えられることになったが、今後もイノベーションへの投資を続けられるよう、価格改定に踏み切ったと説明している。

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