Qiitaは4月19日、社内向け情報共有サービス「Qiita Team(キータチーム)」について、新たなUI(User Interface)を備えたオープンベータ版の公開を4月18日より開始したことを発表した。

同社が提供する「Qiita Team」は、企業やチーム内での情報共有をクラウド上でスムーズに行えるようになるサービスだ。シンプルなUIおよびUX(User eXperience)の設計やテンプレート機能により、日報や議事録、手順書、マニュアルなど、社内の情報共有の効率化を推進し、生産性の向上を支援する。

同サービスはグループ機能を備えているが、これまではグループ機能の利用が少なく、多くの利用ユーザーが全ての記事を同一の場所で管理していたという。そこで、今回のアップデートではグループ機能の活用を起点としたUIへアップデートすることで、「記事検索」「情報の管理」「ナレッジ蓄積」の利便性向上を狙っている。

  • 左サイドバーを新設したことにより、参加中のグループ単位での記事閲覧が迅速に行えるようになった

さらに今回のベータ版では、グループ機能を人やプロジェクトの分類だけではなく、スキルや情報カテゴリの分類としても利用できるため、目的別での情報管理が可能になる。新規グループ作成やメンバー招待が容易に行えるようになったほか、グループにひも付いた記事投稿が可能になっている。

なお、ベータ版への切り替えは「Qiita Team」にログイン後に「設定ページはこちら」と記載されたテキストリンクから行える。ベータ版と通常版の切り替えはいつでも可能で、切り替えはユーザーごとに設定できる。

  • ベータ版を利用する場合は赤枠部のテキストリンクから行える