ミロク情報サービス(以下略、MJS)は、中堅企業向けに機能を拡充した新ERPシステム「Galileopt DX(ガリレオプト ディーエックス)」を4月1日より販売することを発表した。

  • 「Galileopt DX」(同社資料より)

「Galileopt DX」は、2017年より同社が販売しているMJSの中堅企業向けERPシステム「Galileopt NX-Plus」の機能を刷新、「さらなるビジネスの成長を加速するERP」をコンセプトにデザインの変更、処理プロセスの見直しによる速度改善、最新技術への対応などのリファインが施された。利用できる業務モジュールも刷新され、財務会計システムでは、各種金融機関やECサイト、POSレジ、電子請求書などから得られた取引情報を自動で仕分けしてくれる「AI仕訳」機能を持つ「Galileopt DX財務大将」、テレワークなどのリモート環境に対応したWebブラウザでの会計仕訳の入出力が可能なSaaS型クラウドサービス「MJS DX 伝票入力」など機能が強化されている。

  • 「Galileopt DX」 システム概要 (同社資料より)

    「Galileopt DX」 システム概要 (同社資料より)

「Galileopt DX」(公式Webサイト)

「Galileopt DX」(公式Webサイト)

それ以外にも、物件登録件数を2万件から10万件に拡張した資産管理システム「Galileopt DX固定資産」、国際標準規格「Peppol(Pan European Public Procurement Online)」形式に対応した「Galileopt DX販売大将」など機能を強化したモジュールを利用できる。「Galileopt DX販売大将」では、電子帳簿保存法に準拠した電子インボイス保存機能が2022年9月に追加される予定となっている。基本機能では、Google Chrome、Microsoft Edgeなどの最新ブラウザに対応、ワークフロー機能もスマートフォンからの申請・承認に対応するなどテレワーク環境でも利用できるように機能が拡充されている。また、外部連携基盤の強化も行われており、すでに導入済みのサービスやこれから導入するサービスとの連携をスムーズに行うことで企業業務の更なるDX化を支援する。