パナソニック ソリューションテクノロジーは12月13日、製造現場のDX化を推進する帳票電子化システムをより導入しやすいように、機材・必要な機能をひとつにまとめた「スターターパッケージ」をリリースしたことを発表した。

  • XC-Gate導入前・後イメージ

    XC-Gate導入前・後イメージ

同社の「XC-Gate」は、Microsoft Excelを用いて紙帳票を簡単に電子化できる帳票電子化ソリューション。プルダウン・ボタン・テンキーなどさまざまな入力方式に対応し、タブレットなどの端末機器から容易に帳票入力が可能だという。Web上で動作するため、端末へのアプリインストールが不要。Windows/iOS/Androidの各ブラウザーに対応する。

単に紙帳票を電子化するだけでなく、XC-Gateに蓄えられたデータは瞬時にほかの利用者や責任者が閲覧できるため情報共有が容易になるのに加え、BIツールと連携してデータを可視化し、解析や分析に用いることで製品の不良の予測や、設備の異常検知に役立つという。

今回リリースした「スターターパッケージ」では、XC-Gateソフトウェア(5ユーザー)、サーバー(HPE製ProLiant ML110相当、Windows Server OS)、セットアップ作業(インストールなど)を提供する。2022年1月31日までは、通常価格260万円(税抜)相当を、キャンペーン価格として198万円(税抜)にて提供するということだ。