凸版印刷は6月24日、同社が提供するクラウド型の製造DX支援ソリューション「NAVINECTクラウド」の「在庫管理/棚卸管理サービス」に、新たに各メーカーのRFIDリーダライタや無線LANプリンターと標準で連携できる機能を搭載し、同日から提供を開始することを発表した。

  • 周辺機器との連携イメージ(RFIDデバイスなど) (c)Toppan Printing Co., Ltd.

    周辺機器との連携イメージ(RFIDデバイスなど)

(c)Toppan Printing Co., Ltd.|

今回、「NAVINECTクラウド」の「在庫管理/棚卸管理」サービスに同機能を搭載することで、在庫管理・棚卸管理業務でRFIDを導入するにあたり、新たにサーバーや専用ソフトウェア購入、あるいはサーバー維持のための保守体制を持つ必要がないため、初期投資を抑えた低額の月額費用で利用することが可能になるとしている。

各メーカーのRFIDリーダライタや無線LANプリンターとの標準連携により、製造現場で既に保有している各種デバイスや導入予定のデバイスを用いた在庫管理や棚卸管理を行うことが可能。

また、プリンターと無線LANで通信する機能が標準搭載されており、ネットワークが整備されていない現場環境でも在庫・製品などに貼付する管理ラベルなどの印刷が可能だという。

料金は月額9万円〜(利用条件、料金プランによって異なる)。また、「在庫管理/棚卸管理」サービスでのRFIDを使った運用は別途オプション費用が必要となる。