TIOBE Softwareから、2021年5月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2021年5月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 C 13.38%
2 Python 11.87%
3 Java 11.74%
4 C++ 7.81%
5 C# 4.41%
6 Visual Basic 4.02%
7 JavaScript 2.45%
8 Assembly language 2.43%
9 PHP 1.86%
10 SQL 1.71%
11 Ruby 1.50%
12 Classic Visual Basic 1.41%
13 R 1.38%
14 Groovy 1.25%
15 MATLAB 1.23%
16 Go 1.22%
17 Delphi/Object Pascal 1.21%
18 Swift 1.14%
19 Perl 1.04%
20 Fortran 0.83%
  • 5月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    5月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 5月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    5月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

2021年5月はPythonがJavaを抜いて2位になった。2020年11月にも一時的にPythonがJavaを抜いて2位になったことがある。2021年5月もその差は僅差だが、Javaは下落傾向、Pythonは増加傾向を長期にわたって続けており、今後はPythonが2位の座をより長く維持することになるだろうとTIOBE Softwareは指摘している。

また、1位であるC言語も長期にわたり下落傾向が続いている。現在の動向が続いた場合、2021年後半にはPythonがC言語を抜いて1位になる可能性がある点に関しても言及されている。