森ビルは、六本木ヒルズをはじめとする「街(ヒルズ)」において、街の利用に係るデータや、街の中のさまざまな施設で得られるデータを統合・分析する都市のデジタルプラットフォーム「ヒルズネットワーク」を開発し、4月5日よりサービスを開始する。

同プラットフォームは、NECのネットワークサービス「NEC Smart Connectivity」と森ビルの「ヒルズID」(ヒルズネットワークのサービスで共通して利用するID)を連携している。

  • ヒルズネットワークにおけるNEC Smart Connectivity活用のイメージ

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これにより、六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、アークヒルズなど、森ビルが管理・運営する複数の「街(ヒルズ)」におけるさまざまなサービスをオンライン上で完結させることが可能になる。また、利用者の属性、街・施設の利用履歴、位置情報などのデータに基づいて、利用者一人ひとりに最適化された街の情報の受け取りが可能だ。

森ビルは今後も、街情報の見える化・マッチングによるコミュニティの活性化、施設運営の最適化といった新たな価値を創出し、シームレスな都市生活(ヒルズライフ)の実現を目指す方針だ。