ソフトバンクの子会社でAI顔認証ソリューションを提供する日本コンピュータビジョン(JCV)は9月14日、INESTの子会社であるアイ・ステーション(IST)とAI温度検知ソリューションに関する事業提携のための取引基本契約を締結した。同契約に基づき、ISTは10月から国内向けにAI温度検知ソリューションの販売を行う。
AI温度検知ソリューション「SenseThunder」は、AI(人工知能)を活用した顔認識技術と赤外線サーモグラフィにより、マスクを着用したままでも0.5秒で発熱の疑い(一定以上の高い温度)を検知する。新型コロナウイルス感染症の拡大防止の取り組みとして、国内のさまざまな施設や病院、企業での利用が広がっており、今回、両社は中小企業ならびに店舗運営会社をターゲットに、事業提携を行う。
ISTでは「初期導入設定訪問サポート」「訪問保守サービス」を商品サービスパッケージ化し、「Smart & Security」として販売する方針だ。価格は月額9800円(訪問保守サービス含む)。