Net Applicationsから2020年5月のモバイルブラウザのシェアが発表された。2020年5月はChromeがシェアを減らし、SafariとSamsung Browserがシェアを増やした。Samsung Browserは2019年11月に一気に4%を超えるシェアを獲得、以降、横ばいの傾向を示してきたが、2020年4月から若干の増加傾向を示し、2020年5月も増加傾向が続いた。

モバイルブラウザの市場では、ChromeとSafariが2大Webブラウザとして存在感を示してきたが、2019年末からSamsung Browserが入り込んできたことになる。短期的なシェア上昇にとどまらず、半年にわたってシェアを確保している。今後さらにシェアを増やす可能性があり、今後の動向が注目される。

  • 2020年5月モバイルブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

    2020年5月モバイルブラウザシェア/円グラフ - Net Applications

  • 2020年5月モバイルブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

    2020年5月モバイルブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Chrome 64.02% 65.61%
2 Safari 25.63% 24.09%
3 Samsung Browser 4.72% 4.41%
4 QQ 1.24% 1.25%
5 UC Browser 1.16% 1.17%
6 Baidu 0.73% 0.72%
7 Firefox 0.65% 0.62%
8 Opera 0.59% 0.73%
9 Yandex 0.43% 0.35%
10 Android Browser 0.41% 0.65%