トランスコスモスは5月25日、さまざまなSaaS製品(Google Cloud、Google Marketing Platform、KARTE、Salesforce Marketing Cloudなど)と、同社の導入・運用支援サービスを組み合わせた「トランスコスモス C4M(Cloud for Marketing)パッケージ」の提供を開始すると発表した。

  • トランスコスモス C4M(Cloud for Marketing)パッケージ

同パッケージでは、BigQueryにマーケティングに関わるあらゆるデータ(広告データ/サイト行動ログ/CRMデータなど)を蓄積・統合し、それらのデータをData PortalなどのBIツールで可視化することで、各所が同じ視点で統合的に評価・分析・施策立案ができる基盤を整えることができる。

企業内の各組織・チームがデータを統合・可視化して扱えるようになることで、共通の視点でさまざまな課題へアプローチすることができ、顧客コミュニケーション精度の向上、マーケティングコストの最適化が可能になる。

  • あらゆるデータの可視化

また、分断されがちなさまざまな領域を横断した施策の実現・PDCA運用が可能な基盤を整えることができるという。

  • 領域を横断した施策の実行

例えば、広告側が保有する流入元の情報をWebサイトにリアルタイムで連携して、広告接触から流入後のWebサイト/アプリ内でのWeb接客に至るまでをシームレスに対応できる。

他にも、Webサイトやアプリ上のリアルタイムの行動をトリガーとしたメール・アプリPUSHの配信や、配信したメールのコンテンツにあわせたWebサイト上の接客・レコメンド実施等により、Webサイト/アプリ領域と配信領域を横断したOne to Oneマーケティングを行えるという。