Q-Successから2020年5月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2020年5月はCMSを使っていないWebサイトのシェアが減り、WordPressとShopifyのシェアが増えた。

CMSを使っていないWebサイトの割合は長期にわたって下落傾向を続けていたが、2020年4月には珍しくCMSを使っていないWebサイトの割合が増加した。しかし、2020年5月には再び、下落傾向に戻っている。

CMSとしては、WordPressが他のCMSのシェアを引き離してかなり高いシェアを持っている。さらに、WordPressは長期にわたって増加傾向にあり、インターネットにおけるCMSはWordPressへの依存度が上昇している。

  • 2020年5月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2020年5月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2020年5月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2020年5月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Succes

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 43.1% 43.4%
2 WordPress 36.0% 35.7%
3 Joomla 2.4% 2.4%
4 Shopify 2.2% 2.1%
5 Drupal 1.6% 1.6%
6 Squarespace 1.4% 1.4%
7 Wix 1.3% 1.3%
8 Bitrix 1.0% 1.0%
9 Blogger 0.9% 0.9%
10 Magento 0.8% 0.8%
11 OpenCart 0.6% 0.5%
12 PrestaShop 0.5% 0.5%
13 TYPO3 0.3% 0.4%
14 Weebly 0.3% 0.3%
15 Adobe Dreamweaver 0.3% 0.3%
16 Progress Sitefinity 0.2% 0.2%
17 Bigcommerce 0.2% 0.2%
18 DataLife Engine 0.2% 0.2%
19 GoDaddy Website Builder 0.2% 0.2%
20 FrontPage 0.2% 0.2%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。