富士通マーケティングは7月10日、法人向け閉域VPNサービス「FUJITSU マネージド・インフラ・サービス AZNETWORK Managed VPN light V2」において、ソフトバンクの「Twinアクセス」をアクセス回線として採用し、提供を開始した。提供プランは、1回線のみソフトバンクのSD型、2回線ともにソフトバンクのSS型の2種類。

同社は中堅中小企業向けにシンプルで安全な法人向け閉域VPNサービス「AZNETWORK Managed VPN light V2」を提供して、新たなアクセス回線としてTwinアクセスをラインナップに加えることで、顧客に最適なビジネス環境を提供するという。

加えて、同社のクラウドサービスであるFUJITSU Cloud Service AZCLOUD IaaSとシームレスな接続を可能とし、安全にクラウド環境へ接続することを可能としている。

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Twinアクセスは、専用端末を置くだけで有線を引き込むことなく、閉域網へ接続することができるため催事場などの外部でのPOS利用や建設現場での仮設事務所をはじめ、比較的短期間のネットワーク利用が想定されるケースでもすぐにネットワーク環境を設置または撤去することができるという。

また、離島などで光ケーブルの敷設ができない場所でも、ソフトバンクのモバイル回線に接続可能なエリアであれば、閉域網へ接続することができる。

さらに、直接モバイル回線に接続するため、閉域性を確保できるほか、2回線を常にアクティブの状態で接続するため、安定した通信を可能とし、IPSec方式で暗号化されるため、高セキュリティを維持することを可能としている。