Spectee(スペクティ)は3日、英ロイターとの事業提携を発表。同社がAIを用いて開発したSNS情報のリアルタイム解析・配信やUGC(User Generated Content)動画配信の技術が世界規模で情報配信を行う「ロイターコネクト」に提供される。

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ロイターコネクト公式サイト

ロイターコネクトは、国際ニュースやビジネス&金融、スポーツやエンターテインメント、科学&テクノロジーなど世界各地で起こる出来事のニュースソースや編集に必要な写真や動画などのコンテンツをクラウドで提供するプラットフォーム。ソースへのアクセスやプランニングツール、アラートや編集カレンダーと集約されたツール群を備え、ジャーナリストや報道機関を中心に活用されている。

スペクティは、SNSリアルタイム速報サービス「Spectee」を展開している。AIを用いてSNSの動画や画像を自動収集、更新情報のメール通知やリアルタイム音声読み上げなどの機能を搭載し、国内外の報道機関(テレビ局や新聞社)や官公庁、地方自治体や企業ユーザー約260社に提供、2017年6月にはAP通信社との提携を行うなど海外展開も積極に行っている。ニュース性の高いUGC(User Generated Content)動画について権利処理を行いリアルタイム提供する実績も重ねており、今回の提携によりロイターコネクトへ報道用動画コンテンツを配信することになる。