ServiceNow Japanは、 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)との協業を強化し、NTT Comのデータセンターサービス「Nexcenter」を活用し、国内初となるデータセンターを東京と大阪に開設し、2019年春よりサービスの提供を開始すると発表した。

米ServiceNowは、グローバルで9拠点のデータセンターを開設しており、今回、日本のデータセンター開設は10拠点目となる。いずれも、冗長性を考慮してペアで運用されており、今回の東京、大阪もペア(Active-Active)で運用される。

  • ServiceNowのグロ-バル拠点と売上げ推移

今回の日本でのデータセンター開設で、ITから人事、セキュリティ、カスタマーサービスまで企業全体の定型業務プロセスの簡素化する単一プラットフォーム「Now Platform」をはじめ、ServiceNow Japanが提供する全てのサービス利用ならびにデータの保持を日本国内で完結することができるようになる。

ServiceNow Japan 社長 村瀬将思氏は、「ServiceNowは、フォーブスのグローバル2000の数多くのお客様に使っていただいているが、日本はグローバル2000の1割程度を占めており、ビジネスも成長している。日本のお客様の中には、国内からデータを出したくないというお客様もおり、日本のビジネスを加速させるべく、数年前から日本のデータセンターの必要性を訴えていた。われわれは、日本企業の働き改革やグローバリゼーションを支援していきたいと思っているが、そのためには、日本にデータセンターがあり、安定したサービスを提供することが重要だ。NTTコミュニケーションズさんのデータセンターは、堅牢性や拡張性、可用性の面で優れており、今後は、ビジネスのリレーションシップによって、互いがWin-Winで成功することに期待している」と、今回、国内にデータセンターを開設した意義を説明した。

  • ServiceNow Japan 社長 村瀬将思氏

また、米ServiceNow 上級副社長 パット・ケーシー氏は、「日本は重要なマーケットで、これまでも投資しており、今後も投資を行って対応していきたい。日本法人はここ2年、すばらしい成長を遂げている。今回、NTTコミュニケーションズをパートナーにするにあたっては、密接、詳細に技術を評価し、さらに、戦略パートナとしての資質も理解した上で協業した。今後、ビジネスを拡張し、両社のビジネスの発展に期待している」と述べた。

  • 米ServiceNow 上級副社長 パット・ケーシー氏

NTT Comは、社内システムでの活用、自社サービスでの活用でServiceNowを利用してきたが、今後はServiceNowを利用したソリューションの開発・提供も行っていくという。

  • NTT ComのServiceNowの活用の取り組み

NTT Com 代表取締役副社長 森林正彰氏はServiceNowとの協業について、「今回、NTT コミュニケーションズのデータセンターを使っていただけるということで、非常にありがたい。また、今後の戦略的なビジネスを楽しみにしている。今後は、お客様のビジネスプロセスを視野に入れたソリューションを展開していかないと、お客様のデジタルトランスフォーメーションに貢献できない。ビジネスプロセスにおいては、ServiceNowさんが戦略的にパートナーとなる。これまでは、ServiceNowを社内システム、サービス提供で活用してきたが、今後は、ServiceNowを利用したソリューションの開発・提供を行っていきたい。そして、グローバルにもビジネスを拡大していきたい」と語った。

  • NTTコミュニケーションズ 代表取締役副社長 森林正彰氏

  • 今後提供予定のサービス