三井住友海上火災保険は3月22日、音声認識技術を利用した自動車保険の証券再発行自動受付サービスを3月26日に開始すると発表した。新サービスは、顧客が自動車保険の証券再発行手続を行う際に、音声案内に基づき、電話で発話した契約者名などの顧客情報を自動的にテキストデータに置き換え、手続を完結させるもの。

  • システムの概況

同システムは、自動車保険の証券再発行手続において、音声認識技術を利用したIVR(Interactive Voice Response、自動応答システム)の構築により、顧客が電話で発話した契約者名などの音声情報を自動的にテキストデータに置き換え、それと同社の契約データとを突き合わせることで手続を完結させるもの。

これにより、24時間365日電話1本で保険証券の再発行が実現するとしている。対象種目は自動車保険で、利用対象者はノンフリート契約の個人客。

なお同システムには、りらいあコミュニケーションズが提供する音声認識技術である「りらいあボイスクラウド」を導入しているとのこと。