トライアルカンパニーとパナソニック スマートファクトリーソリューションズは2月19日、トライアル本社構内の実験店舗「トライアル ラボ店」において、業界で初めてウォークスルー型RFID会計ソリューションの実証実験を開始すると発表した。なお、今回の実証では、一部商品でトライアルが保有する製造/物流工程も活用したデータ管理/RFIDタギングも実施。RFIDタギングからウォークスルー会計までを一気通貫で検証する。

  • ウォークスルー型RFID会計ソリューション

実証実験で使用するウォークスルー型RFID会計ソリューションは、来店客がRFIDを貼付した商品を会計レーンに通すだけで自動的に精算をするシステム。プリペイドカードなどの情報を事前にスキャンすることで、商品読み取り後そのまま精算が完了する。

両者は同システムによって、店員作業を大幅に削減し、店舗オペレーションの省力化につながるとともに、商品個品管理によるダイナミックプライシングなどRFIDを活用した様々な利便性を利用者に提供できるとしている。また、将来のRFIDによる決済を適用する可能性、およびサプライチェーン改革の可能性を追求していく。