ラックの子会社であるジャパン・カレントは7月18日、Instagramの投稿写真に含まれる多くの情報をAI(人工知能)によって解析し、商品やサービスの消費動向やSNS上のトレンドを可視化するSNS画像解析サービスを提供開始した。

Instagramは消費者の動きを最も早く知ることができるツールの1つながらも、情報量が膨大であり、マーケット調査などに投稿を利用する場合に効率的に処理する方法がなく、人手による作業を余儀なくされていたという。

新サービスでは、NTTドコモの持つ画像認識技術を採用し、画像とコメント、ハッシュタグから投稿内容を「利用シーン」「人物」「物」などに分類して、それぞれの言葉の結び付きを分析することで、Instagram上のトレンドなどを可視化する手法を実用化。

Instagramで発信される膨大な画像をAIが解析し、キーワードとして抽出する

同サービスは、マーケット調査やキャンペーン企画などに利用でき、マーケティング活動における作業の効率化も可能としている。

利用例としては、マーケット調査とキャンペーン企画の2例が挙げられている。マーケット調査での利用例として飲料メーカーを想定し、自社商品の売れ行きが振るわない地域での売上を伸ばすため、その地域で投稿された写真から、好まれる食べ物や味わい、食べ合わせ、飲食シーンなどを分析。その結果を、地域特性に合わせた販売戦略の検討や新たな商品開発に利用するという使い方を例示している。

一方、キャンペーン企画での活用例では料理教室を想定し、投稿写真からInstagram利用者の反響(「Like」数)が大きかったコンテンツについて分析。より多く閲覧してもらえそうなキャンペーンの企画に利用するなどの使い方を示している。