Net Applicationsから2017年4月のデスクトップOSシェアが発表された。2017年4月はWindowsがシェアを増やし、MacとLinuxがシェアを減らした。ただし、先月と比べて変化は小さいものにとどまっている。バージョン別に見るとWindows 7がシェアを減らし、これに対応するようにWindows 10がシェアを増やしている。

WindowsではWindows 10、Windows 8.1、Windows 8がシェアを増やし、Windows 7とWindows XPはシェアを減らした。割合は減っているものの、2017年4月はWindows NTがシェアを増やしている。サポートが終了したWindows Vistaのシェアは減り続けているが、Windows NTのシェアが増加したことでWindows VistaとWindows NTのシェアが拮抗しつつある。

サポートが終了したオペレーティングシステムを使い続けることはセキュリティの面で好ましくないとされている。すでにサポートが終了したオペレーティングシステムを使っている場合は、より新しいサポートの提供されているオペレーティングシステムへ移行することが望まれる。

2017年4月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2017年4月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2017年4月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2017年4月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 91.66% 91.59%
2 Mac 6.25% 6.27%
3 Linux 2.09% 2.14%
順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 7 48.50% 49.42%
2 Windows 10 26.28% 25.36%
3 Windows XP 7.04% 7.44%
4 Windows 8.1 6.96% 6.66%
5 Mac OS X 10.12 3.21% 3.22%
6 Linux 2.09% 2.14%
7 Windows 8 1.59% 1.57%
8 Mac OS X 10.11 1.40% 1.46%
9 Mac OS X 10.10 0.96% 0.93%
10 Windows Vista 0.70% 0.72%
11 Windows NT 0.59% 0.38%
12 Mac OS X 10.9 0.36% 0.33%
13 Mac OS X 10.6 0.12% 0.12% =
14 Mac OS X 10.7 0.09% 0.09% =
15 Mac OS X 10.8 0.08% 0.09%