NTTデータは4月14日、米Tableau Software(以下、Tableau)のビジュアル分析ツールを活用し、顧客の業務改革をサポートする「NTTデータTableauコンピテンシーセンター(以下、NTCC)」を、5月1日NTTデータ内に設置することを発表した。

NTCCでは、従来整備してきた過去のデータ分析ツール導入実績にもとづく業務・業界ごとの経営ダッシュボードや分析レポートのテンプレートを拡充するほか、センサーなどの新たなデジタルデータを活用し、業務別コンサルティングのノウハウにもとづく、最適なデータ活用を組み込んだ業務のあり方を提案することができるテンプレート群を構築・提供する。

また、業務改善の企画・構想・実行・定着化までを一気通貫で支援するサービスを実施していく。

これにより、現状業務の改善のみにとどまらず、新たなデータ活用施策の着想から抜本的な変更を伴う新業務プロセスの定義およびその運用定着化までを一層強力に支援していくことが可能となる。

同社は今後、データ活用による業務改革を幅広い顧客を対象に提案し、関連ビジネス全体の売上を2020年までに累計50億円規模に拡大することを目指す考えだ。