アイリッジは4月3日、同社が提供する「popinfo」を活用した、NTTデータの金融機関向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」を機能拡張し、次世代アプリとして、2017年7月から提供開始すると発表した。

「次世代バンキングアプリ」は、NTTデータが提供する現行の金融機関向けポータルアプリ「アプリバンキングサービス」を機能拡張したもの。インターネットバンキング契約を必要とせず、残高・明細確認できる機能や、税公金などを支払える機能に加え、収支管理機能、預金機能、ペイジー支払い機能を拡充している。

これにより、金融機関はあらかじめ用意された各種機能から選択・カスタマイズすることでアプリ作成が可能となるため、自行独自のアプリを安価かつ短期間で開発できる。また、アプリユーザーは、インターネットバンキング契約をすることなく、収支状況をグラフやタイムラインで容易に把握できるようになるほか、使途や目標金額を設定し、楽しくお金を貯めることなどが可能となる。

新機能の収支管理機能は、残高・明細をリアルタイムに確認できるほか、グラフやタイムラインで可視化することで直感的に収支状況を把握可能になる。また、預金機能では、利用者が自由に使途や目標金額を設定し、さまざまな預金ルールで積み立てることができる。