インテリジェンス ビジネスソリューションズ(IBS)は2月9日、ベルフェイスと共に、ベルフェイスが開発・販売を行う、営業特化オンライン商談システムの「bellFace」を活用し、商談から成約までを全てビデオ通話で完結できる、セールスアウトソーシングサービスを提供開始したと発表した。

「bellFace」ライブ配信機能

これまでのセールスアウトソーシングでは、電話とメールを活用し、顧客からの資料請求や問い合わせの対応、テレフォンアポイントによる顧客への商品・サービスの紹介など、非対面での営業活動として多くのコールセンターで行われてきた。しかしながら、対面での営業活動に比べ、コミュニケーションが取れないことでヒアリングが不十分であったり、説明が不十分であったりと、電話で話ができたにも関わらず、成果につなげることが難しい状況だった。

そこでIBSは、企業の営業活動に関するこれらの課題を解決するため、IBSのコールセンターにて、これまで多くのセールスアウトバウンド業務を支援してきたノウハウと、成約までをオンラインで行うことができる「bellFace」の機能を活用し、新たなセールスアウトソーシングとして、企業の担当者に代わり、IBSの専門人材が営業活動を行うサービスを開始した。

「bellFace」は、従来の非効率な営業プロセスを劇的に効率化できるオンライン商談システムで、ホームページに訪れたエンドユーザーが「商談開始ボタン」をクリックし、企業の担当者が接続を行うだけで、瞬時にビデオ通話が可能となり、営業資料を見せながら商談を進めることができる。また、普段使用している営業資料を「bellFace」にアップロードするだけで資料を共有することができ、さらには画面共有により、Webサービスなど管理画面の操作方法や制作したWebページ等を顧客に見せながら商談を進めることが可能。

「bellFace」画面共有機能

IBSが、bellFaceのこれらの機能を活用することにより、成約までを電話で完結できることで、営業活動における訪問の回数が劇的に少なくなり、商談までの時間を大幅に削減することが可能となる。これにより、営業活動時間の大半を商談へ集約することができるため、これまで時間がなくアプローチができなかった層へのアプローチも可能となるという。

また、全ての営業活動をビデオ通話で完結することができるため、これまで難しかった全国での顧客開拓なども可能となり、商談数や契約数の増加を実現する。