Appleプロダクトに乗っ取りの脆弱性、US-CERTアップデート推奨

United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は9月16日(米国時間)、「Apple Releases Security Updates for OS X Server, iTunes, Xcode, and iOS」において、AppleからOS X Server、iTunes、Xcode、iOSに存在する複数の脆弱性を修正するセキュリティアップデートが公開されたと伝えた。この脆弱性を悪用されると、遠隔から攻撃者によって影響を受けたシステムを乗っ取られる危険性がある。

提供されているアップデートには次のプロダクトが含まれている。

• OS X Yosemite v10.10.4およびこれ以降のバージョン向けのOS X Server v5.0.3
• OS X Yosemite v10.10.4およびこれ以降のバージョン向けのXcode 7.0
• Windows 7およびこれ以降のバージョン向けのiTune 12.3
• iPhone 4s+、iPod touch (5th gen)+、iPad2+向けのiOS 9

United States Computer Emergency Readiness Teamではユーザや管理者に対してセキュリティアップデート(About the security content of OS X Server v5.0.3、About the security content of iTunes 12.3a、About the security content of Xcode 7.0、About the security content of iOS 9)の内容を確認するとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。