LINEは、自作スタンプ販売プラットフォーム「LINE Creators Market」の機会向上を目指し、「LINE」アプリ内でスタンプを販売している「スタンプショップ」のリニューアルを実施。さらに自作スタンプの審査期間も短縮化したと発表した。

リニューアルされた「スタンプショップ」

「LINE Creators Market」は、世界中のLINEユーザーがLINEスタンプを制作・販売することができるプラットフォーム。ユーザーが制作した「クリエイターズスタンプ」は同社による審査を通過後、Webサイトの「LINE STORE」とLINEアプリ内の「スタンプショップ」にて販売・購入することができ、スタンプ販売額よりApp StoreやGoogle Playなどの手数料(30%)を除いたうちの約50%がクリエイターに分配される。

この仕組みにより、同プラットフォームはクリエイターの新たな活躍の分野として拡大しており、現在までに登録クリエイターは43万人、販売中のスタンプは14万セットを記録(2015年7月22日時点)。これを受けて同社は、クリエイターズスタンプがより多くのユーザーの目に触れ、購入される機会を創出するべく、今回の取り組みを決めたとのこと。

「スタンプショップ」のリニューアルでは、これまで「その他」タブもしくは検索経由でのみ表示可能だったクリエイターズスタンプをトップページにも表示。さらに、トップページ内のランキング(RANK)・新着(NEW)・カテゴリ(CATEGORY)ごとに公式スタンプと並列に表示され、掲載領域が大幅に拡大した。また「CATEGORY」では、カワイイ・キュート、ほんわか・癒し、方言・スラングなど16種類のカテゴリ別にスタンプを分類しており、さらに細かく6種類のカテゴリに分類することも可能となっている。

あわせて、クリエイターズスタンプの審査期間も大幅に短縮。審査スタッフの数を約7倍に増員し、システム面の改修などを行なったことで、これまで約3カ月以上を要していた審査期間が6月中旬より平均5日程度にまで短縮化した(リジェクト期間を除く)。現在は、最短1日で審査が完了するケースもあるとのことで、1日500~1000セットの新たなクリエイターズスタンプが販売開始されているという。リニューアルの詳細については、「LINEクリエイターズスタンプ公式ブログ」でも確認できる。