トーマツは5月25日、オムニチャネルマーケティングの投資最適化を行う「M-SOS (Marketing Spending Optimization System for Omni Channel)」アナリティクスの提供を開始すると発表した。

同サービスは、デロイトが推進する「デロイト アナリティクス」の新サービスとして、日本市場に合わせ独自で開発したコンサルティングサービス。独自のアナリティクス手法を用い、マーケティング投資の最適配分や投資変化による売上高インパクト推計を行うことで、オムニチャネル時代への適応に必要な経営視点のマーケティング戦略意思決定を科学的にサポートする。

「オムニチャネルマーケティング投資最適化」アナリティクスのアプローチと効果

具体的には、独自フレームワークを用いて経営戦略をKGI(重要目標達成指標)やKPI(重要業績評価指標)に落とし込み、各マーケティング活動のROI(投資対効果)を算出するほか、収益を最大化する最適投資配分モデル(マーケティングミックスモデル)や、販売予測シミュレーションによる投資変化後の売上への影響等を算出。

これらにより、マーケティング投資戦略上の課題を解決し、新たな経営観点のマーケティング投資戦略を導き出すという。