NTT東日本青森支店、シスコシステムズ、ページワン、ユークリッドラボの4社は、青森ねぶた祭実行委員会、青森県の協力を受け、平成26年青森ねぶた祭(8月2~8月7日)において、無線LANとソーシャルメディアを活用した実証実験を行うと発表した。

実験は、ねぶた祭を観覧する観光客のスマートフォンなどに対して、光回線を活用した無線LAN環境を会期中無料で提供するとともに、Twitter等のソーシャルメディアに投稿されたねぶた祭り写真等をリアルタイムに収集し、投稿へのコメントや投稿者間でのコミュニケーションを提供する。

これは、世界中の方にリアルタイムでねぶた祭の臨場感を味わってもらう「パブリックビューイング」の提供を目指し、青森発の文化発信にチャレンジする試み。

具体的には、ねぶた祭参加利用者に対してスマートフォン上で簡単なアンケートに答えることで利用が可能となる無線LANスポットを設置し無料で提供するほか、位置情報を活用してソーシャルメディアに投稿された、お祭りに関連する写真・動画データを抽出・解析する「Spectee」をiPhone向けに提供する。

さらに、実証実験に協力した利用者の利用状況やアンケート回答から、利用者のニーズ分析調査を実施する。