米Googleは、Google Nowで提供しているパーソナルアシスタント機能の一部をGoogle検索 (デスクトップ/タブレット/スマートフォン)でも提供する。まずは米国において英語でGoogle検索を使用するユーザーに対して、数日をかけてロールアウトするという。

Googleのパーソナルアシスタントは、Gmail、Google Calendar、Google+などに含まれるデータを基にパーソナライズした結果を提供する自然言語検索機能だ。例えば、「When will my package arrive?」(いつ荷物は配達される?) というように自然な言葉で検索すると、発送メールに書かれたトラッキング番号から取得した追跡情報を結果として表示する。Google検索でパーソナルアシスタントの対象となる情報は「フライト」「予約 (ホテル、レストランなど)」「買い物 (オーダー状況、配送状況など)」「予定」「写真」など。順次対象を広げていくという。

パーソナルアシスタントはGoogle IDでサインインした状態でのみ使用でき、接続はSSLで暗号化される。個人のGoogleアカウントの情報を検索対象から外したい場合は、検索設定の「Private results」セクションで「Do not use private results」を選ぶ。また検索結果で右上に表示される地球の形のアイコンをクリックすることで、一時的に従来のWeb検索に切り替えられる。