次は、理工学術院 情報理工学科の小林哲則教授の知覚情報システム研究室で開発された、人間と知的なインタラクションを行うロボットの「シェーマ」だ。青が1号機で、現在開発中の赤が2号機(画像14・15)。知的なインタラクションとは、要はヒト同士がするような会話を行うといったコミュニケーションのことで、シェーマは1対1の会話だけでなく(動画6)、ヒト2人とのグループでの会話(聞き手が必ず存在し、発言も好き勝手にはできない)、さらにはヒトだけでグループ会話が成立してしまうヒト3人とのグループ会話(2人+1体よりもさらに難しい)などの研究に使われている(動画7)。スペックなどの資料は入手できなかったので、また次回の宿題とさせていただきたい。