Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2013年6月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。6月はSafariがシェアを減らし、ほかのブラウザがシェアを増やした。この動向は6月のモバイルOSの動向と同じ。モバイルOSとモバイルブラウザのシェアは連動する傾向にあり、OSとブラウザが密な関係にあることがわかる。

6月の動向で気になるのは、Android Browserがシェアを減らし、かわりにChromeとOpera Miniがシェアを増やしている点にある。Googleはスマートフォンやタブレットデバイス、ネットブックなどにおいてもChromeを推進する狙いがあるものとみられ、その結果がモバイルブラウザのシェア変動に反映されているものと考えられる。

これまで減少傾向が続いていたBlackBerryが持ち直した点も注目される。シェアを減らしたSafariだが、58.04%という過半数のシェアを確保しており、モバイルブラウザとして強い影響力を持っている。

2013年6月モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年6月モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2013年6月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年6月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 58.04%
2 Android Browser 20.58%
3 Opera Mini 11.16%
4 Chrome 3.75% 成長傾向
5 IE Mobile 2.37% 成長傾向
6 BlackBerry 1.51%
順位 バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 6.0 39.73%
2 Android Browser 4.0 20.30% 減少傾向
3 Safari 5.1 6.19% 減少傾向
4 Safari 536 5.37% 減少傾向
5 Opera Mini 4.2 3.74%
6 Safari 5.0 2.99% 減少傾向
7 Opera Mini 7.1 1.96%
8 Chrome 18.0 1.70% 9位から8位へ。増加傾向
9 Safari 8536 1.62% 8位から9位へ