ハンバーガーチェーンBurger Kingの公式Twitterアカウントが18日に何者かに乗っ取られ、同アカウントに「(ライバルである)McDonaldsに、われわれは売却された!」という虚偽ツイートが掲載された。18日の午後4時(PST)時点で、@BurgerKingへのアクセスは制限されている。

乗っ取り直後のBurger KingのTwitterアカウントは、@BurgerKingのまま所有者名がMcDonaldsに変わり、「McDonald's@BurgerKing」の横に公式Twitterアカウント・マークが付いていた。しかしMcDonaldsへの売却のツイートの10分後に、不衛生な調理写真と共に「(売却)理由は化粧室で従業員が不正薬物を使用していたから」というような荒唐無稽なツイートが流され、またどちらのツイートにも@DFNCTSCへのリンクが付いていたため、すぐにBurger Kingが乗っ取り被害に遭ったことが判明した。@DFNCTSCは2005年にパリス・ヒルトンのSidekickをハッキングしたハッカーグループの名称だが、今回の乗っ取りへの関与は不明。

Twitterは1日に、大規模なセキュリティ攻撃を受けたと発表、約25万件のユーザー情報への不正アクセスの可能性があると公表したばかりだ。2段階認証の導入検討など、セキュリティ強化の準備を進める中で@BurgerKingの乗っ取りが起こった。