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複数のメディアやブログでWindows 7に用意されているあるテクニックが紹介されるケースが増えている。通称「GodMode (ゴッドモード)」と呼ばれるもので、正式な機能名ではないのだが通例としてこの名前が通用するようになってきているようだ。GodModeの名称は最初にこの機能を紹介したとみられているWindows 7 GodMode (ドイツ語)のブログでこの名前が使われているところからきているという。
新しくフォルダを作成 - このフォルダがゴッドモードへ |
GodModeを利用するには、まずフォルダを作成し、そのフォルダの名前を「GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}」に変更する。「GodMode」の部分は別の名称でもかまわない。名前を変更するとフォルダのアイコンが代わり、ダブルクリックするといつもとは違ったコントロールパネルが表示される。これがいわゆるGodModeだ。
スタートメニューからたどって起動できるコントロールパネルはカテゴリごとにわかれており、何かを操作するにはいったんそのカテゴリへ移動する必要がある。GodModeはこれに対するショートカット集のようなもので、1画面から直接設定対象へジャンプできるという特徴がある。どちらが使いやすいかは人によるが、テクニックとしては興味深い。
フォルダ名を「GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}」に変更したあと |
「GodMode」の部分は別の名前でもかまわない。たとえば「ショートカット管理ツール」に変更した場合 |
なおGodModeには注意があるという。たとえばSitePointのHow to Enable Windows 7 GodModeで紹介されている内容によれば、このテクニックはVistaやWindows Server 2008でも動作するものの、64ビット版のVistaで実行するとクラッシュするという。その場合セーフモードで起動してコマンドラインから作成したフォルダを削除する必要があるという説明がある。